勤め帰りの路地から、か細くさ迷うような弱々しい声が聞こえました。
二十年ほど前の、文太先生(※実家で長いこと飼っていた猫)を見つけた晩を思い出します。

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夕べのコイツは生後二ヶ月くらい。野良ではないらしく、悲しいほど人懐っこい。
猛暑のなか数日は食うものにありつけなかったか、ガリガリに痩せ細った体で、
殊更に強調される大きな目玉と耳が愛らしくも痛々しい。

なんだか放って置けない晩でした。

飼えもせんのに一時の庇護とエゴでもって助けたつもりになるというのは、
なんだかちょっと違うよなぁと思います。それでも、理屈はともかく、
連れ帰って二十年前と同じように出来る限りの処置をして、食うものと寝床を与え、
朝になったら動物病院へ連れていこう。それから、どうするかを考えりゃいい。

そうしてなんだかんだやっていたら朝。直ぐに近所の動物病院へと連れていきました。

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痩せすぎ、やや風邪気味ではあるものの、平熱で食欲もあり、回復が見込める。
お医者さんの見立てではやはり「飼い猫特有の人懐っこさ」とのこと。
残念ですがそういうことでしょう。無責任というか、無情で、
いいかげんなことをするもんです。こうなる前に出来ることが幾つもある。

とは言えさて困ったぞ。私はペット禁止のマンション住まいです。
コイツにこのまま、うちの新しい家族になってもらうのは難しい。
お医者さんから、いくらかのアドバイスも頂き、一先ずはうちで預かって、
身請け探しに奔走しようかと気持ちを上げていたところに、なんとなんと!
すごいタイミングで「猫の里親探し」のベテランさんが来院され、
その場で相談に乗って頂きました。ちょっと鳥肌モノのタイミングでした。

安堵と、里親探しさんの責任感と優しさに触れ、胸がいっぱいになりました。

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長くしあわせに生きて欲しいなあ。
コメント
ひーちゃん、ありがとうございます。うちにもにゃんこがおりまして、にゃんこの事は非常に気になります。子猫が多い時期ですもんね。私も2〜3週間前に家のそばでどこからともなく
聞こえて来るにゃんこの声が気になり、何度も何度も探しに行きました。探し当てたのですが、そこは野良猫の子供・・・。
近づくと逃げるの繰り返しでどうにもなりませんでした。
私が仕事に行っている間に、声は聞こえなくなっていましたので、お母さん猫が来てくれたのか、心優しい人に救われていますように・・・と願うばかりです。

きっと、ひーちゃんの優しさが神様に伝わり、タイミングよく
里親探しのベタランさんがいらしてくださったのではないかと
思います。ちびにゃんこ、すてきな家族と巡り合えると良いですね。
  • by あけぽん
  • 2014/07/28 1:31 PM
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